現役ライターが分析!「詳しく書くとハードルが上がる」説を検証してみた。

こんにちは、ライターTです。
かれこれ8年ほど求人広告の制作に携わっている私ですが、お客様からこんな相談をいただくことがあります。

「仕事内容を詳しく書きすぎると、ハードルが上がりそう」

採用活動のご担当者は、一度や二度、そんな風に感じられたことがあるのではないでしょうか。実際、私自身もそう考えていた時期もあるのですが、よくよく考えてみると決してそんなことはないんじゃないか。いや、むしろそれは求職者にも企業にもプラスになるのではないか、と考え直したので、メリットになり得る点をいくつかご紹介したいと思います。

 

どうして、“詳しく書くとハードルが上がる”のか

まず、この仮説から検証してみたいと思います。確かに仕事内容が事細かに書かれていたり、業務範囲が広すぎると、求職者側からすれば「自分にできるだろうか」「なんだか忙しそう」とネガティブな印象を持たれるかもしれません。仮に、応募のための必須条件が、“基本的なPCスキル”や“運転免許証”など一般的なものだったとしても、「誰でもいいのではないか?」「これだけの業務量を未経験からできるわけがない」と、逆効果を生み出しそう……。
なるべく母集団を形成し、その中からより適した人物を選びたいのであれば、詳細に記載することは避けた方が無難かもしれません。

 

採用の目的からズレてしまう可能性も大

となると、詳しく書かない目的は“母集団形成を集めるため”になると思います。もちろん、その目的は大事なことですが、最も大切なことは“採用課題に見合った人材の採用”ではないでしょうか。仕事内容の理解が不十分な方ばかり集めても、そこから本来の目的に見合った人材を探すことはより大きなコストがかかることと思います。「面接でしっかり説明するから大丈夫」という考え方もありますが、求職者側すれば「求人広告に書かれていなかった業務までやらされるのか」とマイナスな印象を抱くことでしょうし、理解不足のままで面接を行なうことになりますので、円滑に進まない可能性が大きいと考えられます。

 

対応策は、ずばり待遇面の訴求

では、“仕事内容を詳しく書くことで生まれるネガティブなイメージ”を払しょくするには、どうすればよいか。対応策として、「仕事内容以外のメリットを紹介する」を挙げたいと思います。具体的には、給与/平均残業時間/将来のキャリアパス/年間休日数/社内の雰囲気(企業文化)など、いわゆる“待遇面”。これも可能な限り、仕事内容の情報量と同等かそれ以上のボリュームを割いて紹介していくことをおすすめします。

 

各項目のバランスと量が見合った原稿を目指そう

なぜ仕事内容と待遇面の情報量は均等、もしくは待遇面の方が勝っている方がよいかというと、転職の場合、求職者の多くが“長く勤められる環境か否か”を重視している傾向にあるからです。
業務範囲が広大だとしても、たとえば「一人に負荷がかからないよう残業は月平均20時間以下」や「助け合いの精神が根付いているのでフォローし合いながら業務に取り組んでいます」などの文言が書かれているだけで、求職者側の不安は軽減されるでしょう。
一見、仕事内容に付随した文言に見えるかもしれませんが、「業務は多岐にわたる分、賞与や毎月のインセンティブで成果をしっかり還元しています」と付け加えるのも良いでしょう。そこで実際の年収例やインセンティブの平均支給額なども紹介できれば、求職者側も納得していただけると思います。すると仕事内容だけではなく、待遇やキャリアパスに関する情報も詰まった求人広告ができあがります。
これが仕事内容にボリュームが割かれていれば、「忙しそう」と思われますし、反対に待遇面に比重が多ければ、「楽できそう」とミスマッチにつながる応募が増えることでしょう。

 

まとめ

『仕事内容を詳しく書くとハードルが上がる』という定説は、半分正解だと思います。より正確に言うならば、『仕事内容を詳しく書くとハードルが上がる。だから待遇面も詳しく書いてハードルを下げよう』になると思います。もちろん、媒体によって文字数や構成は異なりますが、“仕事内容と待遇のバランス”を意識することは、より良い求人広告の第一歩になるはず。もちろん、お困りの際はぜひ当社へ。人事5.0の運営元(※https://rc-group.co.jp/)はターゲットに即した求人の掲載を得意としています。少しでもお悩みの場合は、お気軽にご相談ください!

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